丁々発止

『iPhone』と何かを組み合わせた製品は数々出ているが、今回紹介するのは『iPhone』と連動する面白い名刺。名刺を『iPhone』のディスプレイに乗せることにより、名刺の該当箇所に関することを説明してくれるという面白い名刺である。その名も『しゃべる名刺』である。

名刺は『iPhone』画面サイズに収まっており、今回は開発者である堤修一氏用に設計されている（デザイン佐藤ねじ氏）。ホーム画面の状態でこの『しゃべる名刺』を乗せると丁度「堤修一」という文字が出来上がる。「堤」の日の部分だけくりぬかれており、顔になっているのでそこがしゃべるという仕組みである。

例えば「堤」の土の部分をタップすると「つちへんです」と解説。何回もタップするとそれ相応の反応を見せるのである（詳しくは動画参照）。ほかメールアドレスや電話番号、『Twitter』、『Facebook』なども名刺に書かれている。

これも名刺から直接電話を掛けたりメール送信画面に行ったり、『Twitter』や『Facebook』に飛んだりといったことが出来るのかもしれない。こちら仕組みを開発者に聞いてみると実に単純。
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「こちら、タップの仕組みはシンプルに、専用アプリの任意の箇所にリンクを貼っています。試してみたところ、ぶ厚い名刺の上からでも、タップすると『iPhone』が反応することがわかりました」とのことである。それを利用して専用アプリを作成してこのようなオモシロ名刺を開発したとのことだ。